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#読書感想文『神山進化論』

 

 

こんばんは。

 

 

3:7がインプットとアウトプットの黄金比だと樺沢紫苑先生の著書で書いてあったので実行を試みようとおもいます。

 

アウトプットの量が多いほど記憶に定着するとはわかっていながら、専らインプットの量が多い私…。

 

 

でも、せっかくブログがあるんだから、アウトプットの場として使っていこうと思います。

 

 

  • 神山進化論
  • 人生を変える、お金の使い方
  • インプット大全

 

 

早速本日読んだ本の中から、

印象に残った1冊をまとめさせてください。

 

 

 

山進化論 

人口減少を可能性に変えるまちづくり

 

地方創生・まちづくりの模範例として、様々な媒体で取り上げられている徳島県神山町

何冊も書籍で取り上げられていますが、私が認知する中でも、こちらが最も新しい本なのではないかと思います。(2018年10月初版)

 

 

まずは、内容を少しまとめます。

”創造的過疎”。

意味合いとしては、”人口減少を受け入れて、数ではなく、その人口減少の内面に焦点を当てて、そこを変えるべき” としています。

 

今でさえ人手不足が懸念されている日本では、今後ますますの人口減少は避けられません。が、その人口構成は変えることができます。

 

そのキーとなるのが、”移住”。

”移住によって人口構成を変えることで、持続可能で豊かな地域は作ることができる”という言葉の元、神山町では、ITベンチャー企業が移転したり、アーティストやクリエイターが移り住んだり。見事に、町を”人が集まる場所”として湧かせています。

 

 

 

神山町は、人口減少には決して背を向けずに、それを受け入れ、受け入れた上で”どのようにして人口構成を変えるか”について真剣に考える方達が集まった町だと思いました。

 

抜群のIT環境が整っていたということも神山町に味方をしてくれたのかもしれませんが、それ以上に、

“既に住んでいる人・仕掛ける人・移住する人”

皆んなが神山町での出来事を自分ごとにしたからこそ、神山町のビジョンに共感した人が集まったのかな、と。

 

 

まさに、”人が人を呼ぶ” というのはこのことかと感じました。

 

 

地方創生 という言葉は、ここ数年で本当によく聞く言葉になりました。

 

 

昨年訪れた、東国原英夫さんの講演会でも仰っていましたが、地方創生は中途半端な時間と労力では、なかなか変わらないものだと思います。

 

そして、成功事例を模倣するだけでは寧ろ失敗に終わる事例が多く、”その町を知ること・その町の魅力の活かし方を考えること” が、地方創生を行う上で必要なことだと改めて感じました。

 

 

 

神山町の成功事例は、他の自治体が完全模倣できるものではありませんが、地方創生・まちづくりの ヒントやキッカケには大いになりうるものだと思います。 

 

 

 

たくさんのヒントに溢れた一冊です。地方創生やまちづくりに興味のある方は、ぜひ読んでいただきたいです。

 

 

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…というわたしのアウトプット第一弾。

どこまで書いたら良いのかわからず、ドキドキ。これからもアウトプットしていきたいと思いますが、どうかお手柔らかに読んでくださったら嬉しいです。笑